土地選びのワンポイントアドバイス 4

2024年08月30日

当社のご提案は『土地から』の多くのお客様が悩んでいる

『理想の土地探し』又は『無いもの探し=未公開物件探し』の考え方ではありません。

 

木内不動産では当社にご依頼いただくお客様(エンドユーザー様はもちろん住宅営業担当者様も含みます)への『安定したサービスの供給』の一環として、土地を購入してマイホームを取得したいお客様向けに『失敗しない土地選び』と称し、様々なお話を提供しています。

当社のホームページ上のブログにも土地セミナーの内容に関するほんの一部を掲載してますが、主に提携ハウスメーカー様の展示場や自社事務所にて『土地購入について注意すべきポイント等』のお話を提供しております。

これは『土地から』のお客様で『夢のマイホーム』を『頑張ってご用意頂いた予算』で手に入れる為に・・・。

お客様自身で納得感を持って『ご自身やご家族にとって最良の購入すべき物件』を選ぶことが出来るように。

その為に、お客様が土地を探し始める前に是非知っておいてほしい事をお話しております。

基本的には初回面談時に現状をヒヤリングし、『何を悩んでいるのか?何につまずいているのか?』を確認し、お客様が抱えている問題点や関心のありそうなテーマを切り口に個別セミナーに入ります。

 

『そうだ・・・家を買おう!』

理想のマイホームを夢見て動き出すのですが、ほとんどのお客様が最初につまずくのが『理想的な良い土地が見つからない』という事実です。

もし仮に半年・一年と時間を費やし、希望の物件が出てくることを期待して待ったとしても・・・やはり出ない時は出ません。そして、これが現実です。実際に『土地から』購入してマイホームを建てた方は共感していただける方も多いのではないでしょうか?

 

 ワンポイントアドバイス・・・当社のご提案は『土地から』の多くのお客様が悩んでいる『理想の土地探し』又は『無いもの探し=未公開物件探し』の考え方ではありません。お客様が探している『建築条件の無い理想的な土地』が出ない・・・には必ず理由が有って、その代表的な理由は建築会社が建売分譲用地、又は建築条件付き土地として一般消費者の目に触れる前の水面下の情報流通段階で先に購入してしまうからです。

ほとんどの不動産業者は自社で仕入れた情報をいち早く、他社に先駆けて成約するために検討時間に時間の掛る一般消費者より、検討時間が早い住宅会社や不動産デベロッパーへ声を掛けますから当然の結果です。そこで成約に至らなかった物件や、そもそも売主の売却価格が高すぎて住宅会社や不動産ディベロッパーが購入を見送った物件が一般流通物件として市場に出てきます。

ですから・・・自分たちが探そうとしている理想的な土地はそもそも無い、又は出る可能性は極端に低い、といち早く認識することが先ず大事です。

そこがいつまでも気が付かず、お付き合いのある住宅会社の営業担当者や不動産会社の担当者に『お客様のご希望にぴったりの良い土地情報を探してご紹介します。楽しみに待っていてくださいね。その時は是非当社で建築させてください。』と甘い声を掛けられ、真に受けて待っていると、永遠に待ち続ける状況に陥ります。一般のお客様は少しがっかりするかもしれませんが、それが不動産業界、建築業界の常識です。

その上で・・・『自分の家族にとって本当に必要なマイホーム(建物)はどのような建物が理想的か?』という建物重視の考え方が大事です。

土地と建物を合わせてマイホームですが昨今の建築費の極端な上昇によって土地と建物の予算の割り振りは1対3が基本です(静岡県西部地域の場合)。

ですから全体予算の75%を占める建物重視に思いっきり振り切った考え方もアリだと思います。

要するに・・・最初から思うような100点満点の土地は出ないのだから、せめて建物は思いっきり拘りましょう!という考え方

拘りポイントは人それぞれ違うと思いますが・・・地震や火災の災害に強く、メンテナンスがしやすいロングライフ住宅とか、上品な空間デザインや設計力では圧倒的に優れているとか、高気密高断熱に特化した快適空調とか、建築部材や設備にこだわった家とか・・・いろいろあると思いますので、そこはお好みでご自由に。

そして、それを実現する為の土地は現実的に売っている、『有るものから最善の物件を選ぶ』という考え方に繋がります。

私は上記の考え方の方が時間的にも精神衛生的にも合理的で『夢のマイホーム取得実現』の最良の方法だと考えておりますし、この考え方を土地セミナーで訴求し、ご納得いただけた方はもれなく成約に至っています。 

 

『土地はご縁もの』です。いくら時間をかけて探しても・・・有るときは有りますが・・・無いときは本当に無いですよね。

そのような思いで土地探しをしていると『やはり・・・もう少し土地予算をUPして探した方が良いのかな~?』そのように考え、土地に割り当てる予算をやむを得ずUPするお客様も多いものです。

ですが、この考え方、私はとても危険だと考えております。

そのパターンに入ってしまうと、ほとんどのお客様が後々の建物検討時に総額の予算オーバーになります。

これは今までに出会ったお客様と真っ当に商談してきた私の正直な感想です。

もし『土地セミナー』を聞いてから『土地選び』していただければ、お客様自身は、少なくとも間違った買い物はしなくて済みます。

 

住宅会社の営業担当者様へ

1時間でも結構です。『この一手間』を惜しまず是非土地セミナー目的でアポイントを取っていただけませんか?

『土地から』のお客様にとって必ず有益な情報提供が出来ます。基本的にはシンプルなお話ですし・・・聞いていただいたお客様の反応はご自身の予算や資金計画(お金)からお話を展開しておりますので、理に適っており、反対意見がほぼ出ません。

納得度が上がり商談の方向性が決まりやすく商談スピードが上がり、結果として建物成約の確率も上がるはずです!

実際に当社が提携している一部の大手ハウスメーカー様とは10年間で160件を超える成約実績が有りますが、基本的にはこの考え方です。

大手ハウスメーカー様だけでなく地元ビルダー様、地場の工務店様でも勿論大丈夫です。

何卒宜しくお願い致します!

 

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