土地選びのワンポイントアドバイス 7
2024年09月20日
『住い』について夫婦間の考えの違いを理解する
マイホーム購入を考え始めたご夫婦が意見の不一致で商談が中断することがよくありますが、やはり・・・事前の話し合いが不十分なケースが多いと感じます。
ちょっと考えてみて下さい。人は生まれ育った環境により住いに対する考え方は様々です。
当然ですが今現在ご夫婦であっても住まいに対する考え方が全く違う場合があります。
最も身近なところで言うと・・・例えばご夫婦各々『実家』と呼べる住居が
① 戸建なのか集合住宅なのか?
② 持ち家なのか?借家なのか?
③ その住居は大きいのか小さいのか?
④ 新しいのか?古いのか?
⑤ 日常的に整理整頓されているのか?されてないのか?
⑥ 先祖代々その土地に住んでいる方か?日本の高度成長期以降ご両親が購入した家に住んでいる方なのか?
他にも親がいわゆる転勤族で、どこが実家なのかよくわからないという方も大勢いらっしゃいます。
もちろんアパートの一室が実家という方もたくさんいらっしゃいますよね。
家族構成も人によって様々ですね。大家族もあれば核家族もあります。母子家庭、父子家庭もあります。
またご夫婦各々が生まれ育った郷土(地方)の土地柄も住まいに対する考え方に大きな影響を与えるかもしれません。
実家の家族(親兄弟)でも住まいに対する考え方は違うと思います。
まして他人だった今のパートナー(ご主人様・奥様)はもっと違うでしょう。
このように種類や状態により当たり前のように感じてきた実家と言う住環境・概念は夫婦で全く違うと思います。
くどいですが例えば北国の豪雪地で生まれ育ったご主人様と静岡で生まれ育った奥様のご家庭があったとします。
これだけでもマイホームに対する考え方が夫婦間でまったく違うということは簡単に想像がつきます。
ご主人様は冬の寒さに重点を置いて住宅選びを考えるかもしれません。
奥様は立地の利便性や日当たりの良さを重視した住宅選びをするかもしれません。
このように一概には言えませんが全く異なる環境で生まれ育ったご夫婦がこれからの家族の将来を考え、初めてマイホームを持つのです。ですから最初にご夫婦で『住まい』に対する考え方を十分話し合って下さい。
そしてお互いに何を重視したいのかを理解し合って下さい。
全部は無理かもしれませんが1つや2つはお互いに譲れない部分もあるでしょう。
それについてはお互いに理解してあげることが大事です。
そして人生の中でも最も高額な買い物と言われるマイホーム購入。
私も出来る限りのお手伝いをさせていただきます。一緒に成功させましょう。
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