土地選びのワンポイントアドバイス 12
2024年09月29日
土地の予算内で市場に出ている物件の把握をしましょう
今回は超ラッキ~!
知る人ぞ知る伝説の見付太郎 復活の回です( ´∀` )
今回の登場人物
僕(良地得太郎 35歳)・妻(夢見子 31歳)・息子(家継 4歳)
土地選び案内人(たまたまご縁不動産 見付太郎 54歳)
正式な読み方は『みつけたろう』 あだ名は『みっけたろう』
見付太郎「これまでの過程で仮に土地の予算が把握できたとします。ここから希望エリア内の『土地選び』を行います。
土地情報は今やインターネットに多数の物件情報が掲載されていますので検索すればすぐに見つかる時代です。
不動産業者としても売主様からお預かりした売却物件を出来るだけ早く、そして手間無く買主様を見つけたいのが本音です。
当然ですが最大限インターネットの利用をします。不動産業者専門のデータベースのレインズをはじめ、アットホームやスーモ、ホームズといった大手ポータルサイト、各不動産会社のホームページにも当然物件情報は掲載されています。
良地さんも不動産物件情報サイトは見られていますか?」
僕「はい、TVのCMで宣伝している『アットホーム』とか『SUUMO』です。」
見付太郎『やっぱり見ていますよね。今の時代、皆さん同じように見ています。因みにその中で何か気になる物件は無かったですか?」
夢見子「実はちょっと気になっている土地がいくつかあります。でも思っていた以上に売っている土地が多くて、どれを選べばいいか正直わからなくて・・・。」
見付太郎「本当にそうですね。たくさんありすぎて迷っちゃいますよね。例えば浜松市内や磐田市内で物件を探す場合、良地さんも見ている先ほどのアットホームと呼ばれる大手サイトだけでも常に浜松市内1700~1800物件、磐田市内だけでも300物件前後が登録されています。
実際の選び方は、それらの中から予算的に候補になりそうなものをピックアップします。
予算金額の前後100万円程度の範囲で探すのが良いでしょう。仮に予算1000万なら900万~1100万程度でとにかく情報を集めます。
対象物件が10物件以上あれば比較検討がしやすいです。
もちろんそれ以上の物件情報が有れば20物件でも30物件でも確認します。」
夢見子「今住んでいる近くに売っている物件が出ているんですが、写真では広くて良さそうに見えるけどよくわからなくて・・・。なんか道も狭そうだし。」
見付太郎「道路の事は土地選びの際は最重要課題ですからね。しっかり見極めが必要です。
但し、どの土地でも言えることですが・・・
この段階で大事なことは検討可能な物件が、どのような欠点(リスク)があるのかを知ることです。
そもそもの話、どの物件も100点満点ではないはずですが、そのマイナス部分が、どのような理由であり、自分にとってそれはどの程度のマイナス点なのかを判断することが大事です。
世間一般的にはマイナスでも自分たちにとってはマイナスではない・・・むしろプラスの場合もあります。
そのような見方をすることで・・・ダメだと思っていた物件が、自分たちにとっては最良の物件になる(化ける)可能性があるということです。」
夢見子「正直・・・そういう発想はありませんでした・・・」
見付太郎「それが普通ですよ。どのお客様も自分たちの理想の立地や予算、条件にぴったり合うものを探してますから。ちなみに・・・これまで私がお客様や住宅営業マンへご紹介・ご提案し、ご成約を頂いてきた物件は『インターネット上のどこかに掲載されていた物件』です。不動産業者しか閲覧できないレインズにも物件情報はありますが、アットホーム・スーモ等のポータルサイト・不動産協会サイト・全国各社の不動産会社のホームページ等、必ずインターネット上に載っています。それを許される時間の範囲で可能なだけ検索しお客様や住宅営業マンにご提案しているのです。『時間』と『やる気』があれば私だけでなく、全ての不動産業者が同じように出来ます。
よくあるお話ですが・・・お客様より『インターネット掲載物件は全部見ていて知っていますけど、なかなか自分の希望に合う物件がありません』とか、住宅営業担当者様より『今回のお客様・・・結構インターネットをよく見ており、インターネットに出ている物件は全部ダメです。インターネットに載っていない掲載前の水面下の最新裏情報・・・ありませんか?』と言われるのですがが・・・そもそも、そのような物件は基本的にありません。ありませんというのは語弊があるかもしれませんが、基本的には不動産業者も早く買主様を見つけて売り主様を安心させてあげたいと考え活動しますから・・・今の時代インターネットにはすぐにUPしますよね。
ですから結論的に言うと・・・お客様の土地選びのタイミングで『インターネットに掲載されている物件から自分たちにとって最適な物件を選ぶ』という事が最善策となります。ただ・・・どれを選べば良いかが分からない・・・。実際はこのようなことが起きているだけだと思います。しかし、本当に膨大な情報量の中からたった1つの物件を選ぶのですから、ちょっとした高度なテクニックは必要です。
ちょっとした高度なテクニックとは『一瞬で見極める判断力と行動力』・・・これしかありません。